「われわれは親中ではなく終始親米だ」台湾 国民党 朱主席
“我们不是亲中,而是自始至终亲美。”台湾国民党朱主席
台湾のZ大野党・国民党のトップ、朱立倫 主席は訪問先のワシントンで「われわれは終始、親米だ」などと述べました。中国に過度に融和的だというイメージを払拭(ふっしょく)するとともに、アメリカの信頼を回復し政権奪回につなげようというねらいがあるとみられます。
台湾Z大在野党国民党的领导人朱立伦主席在访问华盛顿的时候说:“我们始终是亲美。”在试图消除对中国过度融合的印象的同时,似乎带着重新获取美国信任和夺回政权的目的。
今月2日からアメリカを訪問している国民党の朱主席は6日、ワシントンで講演しました。
本月2日开始访问美国的国民党主席朱6日在华盛顿发表演讲。
この中で朱主席は「われわれは一部の人やメディアによって親中のレッテルを貼られているが、全くの間違いだ。われわれは終始、親米だ」と主張しました。
这其中朱主席说:“我们被一些人和媒体贴上亲中的标签,这是完全是错误的。我们始终亲米。”
そのうえで「国民党は北京との間で『原則に基づいた接触』を堅持することにより、台湾海峡を安定させ、脅威を減らし、危機管理をする」と述べました。
在此基础上,他说:“国民党与北京之间通过坚持‘基于原则的接触’,稳定台湾海峡,减少威胁,进行危机管理。”
これは「中国と対話ができる党」として民進党政権との違いを示しつつ、「原則」を守ると強調することで、中国に過度に融和的だというイメージの払拭を図ったものとみられます。
这是作为“可以和中国对话的党”的国民党,展示自身与民进党政权的不同,同时强调遵守“原则”,其目的是消除与中国过度融合的印象。
さらに朱主席は、防衛力の強化などにも言及し、アメリカの意向に沿うような姿勢を見せました。
朱主席还提到了加强防卫能力等问题,并采取了符合美国意向的态度。
中国が台湾への圧力を強め、米中の対立が深まるなか「一つの中国」の考え方を維持する国民党は党勢が低迷しています。
中国加强对台湾的施压,在美中对立加深的情况下,维持“一个中国”思维方式的国民党党势低迷。
朱主席は講演で、8日に党の駐米代表処を14年ぶりに再開することも明らかにし、アメリカの信頼を回復し政権奪回につなげようというねらいがあるとみられます。
朱主席在演讲中还透露,8号党的驻美代表处将时隔14年重新开放,这被认为是带着重获美国信任和夺回政权的目的的。