【接続】
Nの・V辞書形/ている形/ない形+間(に)
【意味】
A間B:Aの状態が続いているとき、ずっとBする/ずっとBの状態だ。
A間にB:Aの状態が続いているときに、Bする/Bが起こる。
たのすけたのすけ
「に」があるときとないときで意味が変わるから注意!
【例文】
~間
独身の間、ずっと一人暮らしをしていた。
母が料理を作る間、テレビを見て待っていた。
旅行で留守の間、友だちにペットの世話をお願いした。
友だちが勉強している間、私はゲームをばかりしていた。
~間に
大学生の間に、海外旅行へ行きたい。
シャワーを浴びている間に、友達からLINEが来ていた。
Z初は好きじゃなかったが、付き合っている間に、好きになった。
旅行で留守の間に、泥棒に入られた。
【注意事項】
「A間B」のBには継続的なことが入るが、「A間にB」のBは瞬間的なことがはいる。(例1)母が料理を作る(〇間 ✕間に)テレビを見て待っていた。→テレビを見て待っているのは「継続する動作」。 (例2)母が料理を作る(✕間 〇間に)遊びに出かけた。→遊びに出かけるのは「瞬間動作」。
【類似文型との違い】
~うちに
ある状態や動作が続く時間の幅を表す場合は置きかえ可能。(例)本を読んでいる(〇うちに 〇間に)眠ってしまった。
いつそうなるか、はっきりしない場合は「~間に」は使えないので、「~うちに」使う。(例)温かい(〇うちに ×間に)スープを飲んでください。
「その時間(時期)でなければできなくなる」という強い気持ちがあるときは、「~うちに」を使う。(例)若い(〇うちに ×間に)、世界中を旅行したい。